声の出し方で専門家の印象が変わる。
皆さま、おはようございます。(社)日本専門家協会理事・国際イメージコンサルタントの三好凛佳です。
最近は動画を出してらっしゃるコンサルタント系の方が増えましたね。
私自身の仕事としても現在、動画撮影の外見と話し方のコンサルティングをさせて頂いております。
動画というのは、ホームページの文字情報よりも内容を多く伝えられますし、ご本人の人となりも画像で伝わってくるものが多いです。
そういう中でセミナーとか講演を観ていると、一つ気になることがありました。
それは、講師の声。
私自身も“美声”ではないので、録画とかを見るとつっこみどころ満載ですが(笑)、ここで言っているのは、声の美しさではありません。
その声の出し方というのでしょうか。
お腹から出ておらず、喉で声を出している感じだと、何とも不思議なことに、聞いているうちに不安定な感じが伝わってきて、そのうち、その方の言葉の信頼感も薄れてきてしまったんです。
もちろん、話すスピードとか声の大きさも印象には関係してきます。
でも、聞く方に安心してもらうには、声の出し方はとっても大事ですね。
これは、講演やセミナーのときに限らず、ちょっと人前で自己紹介をするときにも、短時間だからこそ大きな影響を与えます。
話の内容も大事ですが、印象として声の調子で、その方の記憶に残る要素が非常に多いからです。
皆さんもちょっと思い出してみてください。
声の元気な方は、よい印象が残りませんか?
逆に声の小さい方や元気のない方だと、ビジネスへの信頼感も少し薄れてしまうのではないでしょうか?
普段、専門家としての仕事で大きな声を出す機会がないからこそ、セミナー講師や人前でプレゼンされる際には、ぜひ腹式呼吸をマスターするといいですよ。
鼻から息を吸って、口から長く息を吐く呼吸です。その時には丹田(おへその下)あたりに意識を持ってひっこめるように。
ロングブレス的にすれば、お腹もへっこかもしれないし(笑)
お写真や見た目の第一印象だけでなく、話す・言葉を交わすときに感じる第二印象も、イメージ戦略には大切なツール。
専門家の皆さんは対面でお客さまと関わることが多いかと思うので、セミナーでも普段の仕事にも生かせるように、磨いてみてはいかがでしょうか。