どっちの山を目指すのか?

どっちの山を目指すのか?

おはようございます。
内海です。
これまで、
売れる専門家になるための差別化戦略について述べてきた。
今日は「その先」についてお伝えしたい。
というのは、
先週三人の全くタイプの異なる方と会ったからである。
一人はバーのマスター。
彼は、誰でも勉強すれば開業出来るバーを選んだ。
自分が店に立ちさえすれば儲かるビジネスにして自分以外が店に立つ事は考えていない。
自営業者として11年目である。

二人目は事業再生コンサルタント。
彼は、公認会計士、税理士、社会保険労務士、ファンドマネジャーとパートナーシップを組んで
それぞれの強みを活かす経営を行っている。

三人目はバルーンアーティスト。
店舗、ホテル、展示会などでバルーンアートで空間を演出してきた。
独立して15年である。
彼女には迷いがあった。
空間演出の企画をしたいのだが、そこには「企画会社」の存在があり、
バルーンの仕事は下請け仕事になってしまう。
専門家としてバルーンアーティストとして指名を受けるのか?
バルーンアートの経営者として人材を派遣するのか?
のどちらの山を登るのか?
が突きつけられた課題である。

まずは、最初の一歩目として脇目も振らずに
僅かな違いで自分を売り出す事は大事です。
しかし、
売れてきた瞬間に
「売れる事」に喜んでいては
次の山を見失います。

外部環境は絶えず変化する。
経営とはその外部環境の変化に対応する事です。
皆さんにもその視点を持って欲しくて本日はお伝えしました。

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