人間力を高めるー2「空間把握能力」
おはようございます。
(社)日本専門家協会理事の松岡博巳です。「人間力を高める力」担当をしています。(毎週金曜日のコラム担当です)
人間力を高めていく要因は色々とありますが、大きな力として「感性」を高めていくことが、どんな方にも必要不可欠と思われます。
実例を1つ上げると、
専門家のみなさんも、少人数から、多くの方の前で、お話しする機会がありますね。
会場入りした時、どんなことを心がけていらっしゃいますか?
私が、ある師匠のカバン持ちをして、公演会に出かけて、気が付いたことですが、
会場入りをすると、まず会場の後方真ん中に立ち舞台を眺め、左右に移動して、舞台を観ます。そして、真ん中の位置、前方からも同じように舞台を眺めます。
「空間把握」「どうみられるか」「書く文字は、どれくらいの大きさになるか」聴衆目線で、会場全体を把握されていました。凄い感性ですね!
ついつい、主催者の方から「どうぞ控室のほうに」と言われるまま、動いている方の方が多く見らえますが、専門家のあなたは、(経験にもよりますが)、どちらが、主催者に良い印象を持たれるかと考えれば、歴然ですね。
この行動を見て、私も、会場入りする前に、必ず空間把握するようになりました。
さらに、この素晴らしい師匠、公演前のこころがけ、講演後の名刺を交わす動作にも、美しい所作があります。それは、次回お話しさせていただきますね!御楽しみに!