ハロー効果・後編
皆さま、おはようございます。
(社)日本専門家協会理事・国際イメージコンサルタントの三好凛佳です。
本日はGW最後の休日ですね。連休はいかがお過ごしでしたか?
さて、専門家コラムは前回ご紹介した「ハロー効果」の後篇です。
ハロー効果の活用法について、ご紹介させて頂きますね。
まず一つめが、セミナーなど人前で話すときなど。
いきなり本人である自分が自己紹介せず、他の方にプロフィール紹介をしてもらうこと。
要するティーアップしてもらうということです。
これは、自分で話すと自慢にしか聞こえないことも、第3者の言葉によるプラスの評価は聴衆に安心感・信頼感を与え、あなたの『専門家』・『先生』としてのハロー効果に繋がります。
自分で自己紹介するとなると、初心者の場合はどうしても本題の方に気をとられ、疎かにしてしまったり、緊張のあまりきちんと伝えきれないことも少なくありません。
第3者の言葉から、聴衆が「この話をするのに相応しい先生なんだ」と感じることで、その後のあなたの話がスムーズに聞けるようになるということです。
セミナー時だけでなく、初対面での商談のときに紹介者がいて3者で行う際には、活用できますね。
もう一つが、あなたの専門性だけでなく、持っている強みや魅力をかけあわせたイメージ形成を行うこと。
例えば、「税理士」ならばお金を扱う専門家として、信頼感や安心感は欠かせないイメージの要素ですよね。
これを考えてスーツを着たりする方は多いかと思います。
しかし、その先を考えて準備することが、心理的効果を活かすポイントなのです。
「税理士」といえども、得意な専門分野やターゲットはさまざまですよね。
大手企業の顧問契約を結びたい税理士さんと、個人事業の起業家や専門家の顧問契約を結びたい税理士さん、相続関係の一般個人の高齢者を対象にした税理士さんとでは、相手から求められるイメージは全く違うし、業種が絞られていればさらに違ってきます。
そういった相手の立場に立って、それにフィットするイメージを与えることで、あなたの専門家として先生としてのハロー効果も高まります。
これは単に服装を変えるということではなく、外見すべてに繋がるものなので、まずはあなた自身が自分の強みや魅力を意識することが最初の第1歩です。
あなたらしい専門家としての良さや強みを伝えるためにも、
ぜひハロー効果をどう伝えるのかを考えてみてくださいね。