専門家の「強み」の引き出し方②

545209_719828034699880_837480879_n

おはようございます。

「強みを引き出す」「強みを伸ばす」「強みを活かす」(社)日本専門家協会理事の松下雅憲です。

自分の強みって何だろう?と考える事ってありますよね。自分では、これが「得意」とか「好き」とかがありますが、必ずしもそれが「強み」とは限りません。

私たちの協会では、その「強み」とは専門性だけでは無く、「それがあるからあなたに相談したい」と思って頂けるものが「強み」だと考えています。

確かに専門家ですから、得意分野や資格や技術をお持ちです。でも、それが誰にもマネの出来ないものだったらまだしも、たくさんの同業者がいる場合、誰でも良いと言うことになってしまうのです。そこで、「あなた」を選んでもらうための決め手が必要になります。それが「強み」なのです。

さて、ではその「強み」はどの様にして見つけ出すのでしょうか?

私が提供しているコンテンツのひとつに「強み発見プログラム」があります。
これは、まず「33の質問」に答え、それをコーチや参加者がお互いに発表し合い、その内容に関して質問や印象のフィードバックをして行きながら、自分で「自分のこんな事がひとに喜ばれるんだな」と言う事に気づいて行くというプログラムです。

33の質問は、他愛も無い普通の質問ですが、けれどあまり普段聴かれることはない質問です。

例えば「⑭自分が最近はまっているものは?」と言う質問があります。
ある方は、これに「売電」と答えて、参加者の興味を集めました。それをキッカケに、この方は、それまで自分の仕事の話を周りに説明するのがとても難しかったのに、この話に関しては非常に解りやすく興味を持たせる表現が出来る自分に気がついたのです。

このことで、彼は仕事の話とはまっているものの話の自分の表現に違いについて深く考えはじめました。未だきちんと「強み」には到達はしていないのですが、どうやらそのあたりに自分の強みを見つけるヒントがあるそうだなと考え始めたようです。

「強み」の定義は色々とあると思いますが、「弱み」の裏返しだったり「未だ気がついていない」事であったりします。みなさんも、ぜひ「自分の強み」の再発見を試みられては如何でしょうか。

関連記事

ページ上部へ戻る